葬儀に参列することができない理由は人それぞれ違いますが、足を運ぶことが難しいとなれば供花を贈ろうと考えるケースはかなり多いのではないでしょうか。その際に気になるのは、金額の相場でありよく考えて選ぶ必要があります。1基当たりの費用相場は1万円円から2万円とされており、2基一対ならその倍の金額が必要になります。一昔前は2基一対が当たり前とされていましたが、近年では1基のみというケースも増えています。現在では香典を受け取らない人が増えつつあるように、供花に関しても受け取らないとしているケースもあるのできちんと確認しておきましょう。
香典返しは後日改めて送るというケースが多く、近年では郵送がメジャーとなっています。しかし葬儀当日に香典返しを渡すパターンもあり、マナー違反というわけではありません。当日返をする流れとしては、受付で香典を頂いたときにその場ですぐにお返しするという形になります。当日返しはもともと関東地方や東北地方で行われていた方法ですが、現在では全国で当日返しを行うことが増えています。当日返しにしておくことで、返しを渡しそびれたり忘れてしまうということにもなりません。
高齢化が着実に進み、高齢者が既に3600万人を超えて高齢化率が総人口の3割に近づいています。2010年に亡くなった人が11年ぶりに前年より減少したとはいえ、今後も高齢化が進んでいく見込みなので亡くなる人数は増加傾向が続くはずです。自ずと葬儀件数も増え続けていくと見込まれていますが、近年、1日葬や直葬が珍しくなくなり、葬儀自体の簡素化が急速に進んでいるようです。そこへコロナ禍感染問題が発生して3密を避ける必要があり、一層簡素化するため一般葬や家族葬でも参列者の少人数化が進んでいます。
喪主は亡くなった方のパートナーや長男や長女がやるのが良いとなっていますが、絶対にやらなければいけないわけではありません。もしも、やるのが難しい状態にあるのならば、友人だったり次男だったりに頼むこともできるので安心しましょう。故人に深く関わっている方が行えば良いので、そのような人物をチョイスできればまったく問題ありません。もしも、喪主として進行するのが難しいと感じて、やめたいと思っているのなら、それほど心配する必要はないので安心しましょう。
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