葬儀を執り行うとなれば準備で頭を悩ませることが多いですが、その際に忘れてはならないのが香典返しの存在です。香典を受け取ったら基本的には香典返しを贈ることがマナーとなっていますが、初めてとなれば金額や品物はもちろん渡すタイミングなど分からなくて悩む人も多いのではないでしょうか。金額は受け取った半額が基本ですが、香典が多かった場合には三分の一でも問題はなく気持ちが大切になってきます。四十九日が無事終わった知らせも兼ねているので、四十九日を終えてから贈るようにしましょう。
大切な人や交流が深かった人の訃報を受けたとき、故人との最後のお別れの場となる葬儀に参列する人は多いのではないでしょうか。その際は、香典を贈るのはもちろんのこと、故人との間柄によっては供花を贈るようにするとよいでしょう。供花というのは、葬儀場にお供えする生のお花のことで、故人へのお別れの気持ちとお悔みの気持ちを伝える弔意として贈ります。ただ、葬儀の供花を贈るにあたってはマナーがありますので、事前にマナーを確認したうえで贈る手配を進めるようにしましょう。
告別式やお通夜の際、喪主は故人に最も近い親族が担当します。親が亡くなったなら、長男長女が喪主をすることが多いです。夫が亡くなると妻が担います。しかしながら時には悲しみに打ちひしがれて役目を務めることができない場合もあります。妻の落ち込みがひどい場合は、子供や兄弟が代理をするケースもあるでしょう。親族がまったくいない場合は、親友や生前に深い付き合いのあった人物が務めます。いずれにせよ、誰が担当するのかは遺族で相談して決めることが大切です。
全国に高度情報化網が整備され、国内外のあらゆる情報がインターネットを通じて簡単に手にすることができるようになると生活の多様化が一気に進んできました。おかげでひとり一人が色々な考え方を取入れた生活ができるようになってきたわけです。それまで冠婚葬祭は伝統的なしきたりに則って続けられてきましたが次々と変化が現れてきました。全般的には昨今の合理的な生活スタイルに代表されるようにこうした儀式の簡素化が始まったわけです。
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