葬儀というとどうしても一般の人にも参列をしてもらったり、近所の人にも来てもらうというイメージがあります。しかし一般葬の場合には付き合いも重視されるので、故人との面識が直接なかったとしても礼儀として参列をすると言うことが多かったです。故人との面識がないのに参列をするという矛盾を解消する意味もあって、家族葬を選択する家庭が増えてきています。近親者のみでの見送るということになってくるので、故人を偲んで話しをする機会も設けることができます。
葬儀を執り行うことになった時にまず決める費用があるのが喪主であり、葬式全般の主催者で弔問を受ける遺族の代表者になります。故人に代わって参列者に対応することになるので故人に最も縁がある人が喪主となることが大半です。葬儀社や僧侶と打ち合わせを進めていくのも、喪主が行うことになるので早く決めることが必須と言えます。挨拶を行うことも仕事の一つであり、通夜式でも行うことになります。通夜での弔問客への挨拶は読経や焼香など全て一通り終わって僧侶がさがった後に、行うことが一般的です。
パソコンの普及とともにインターネットで世界中のあらゆるジャンルの中から必要な情報を得られる便利な社会になりました。同時に、自分にとって不要な情報が溢れかえるネット環境の中で必要な情報だけを選ぼうとするため効率化や簡素化した日常生活を送ろうとする風潮が社会全体に強まってきました。こうした意識がマナーの詰まっている冠婚葬祭、中でも、葬儀が急速に簡素化傾向を示しています。元々、通夜と告別式を行う遺族は突然多大な出費を強いられるので参列者が少しずつその負担感を和らげてあげようとする意図の込められているのが香典だったはずです。
葬儀の供花の手配の仕方については、家族葬や社葬などに関わったことがない人にとって分かりづらいことがあります。そのため、供花の本数や価格、飾り方など大事なポイントを押さえるうえで、早い段階から信頼できる葬儀社の営業担当者と相談をして、通夜の当日に希望に合う供花を発送してもらうことがおすすめです。最近では、葬儀の供花の手配を引き受けてくれる葬儀社が多数あるため、予算に余裕があるときには積極的に担当者と交渉をすることが有効です。
まさみの知っておきたい葬儀のノウハウ Copyright(C)www.masaminosogi.info All Rights Reserved.