葬儀を無事に終えることができたことの報告を兼ねて行うのが、香典返しです。一般的には、忌明けに行うのが通例であり、それまでは急いで行う必要はありません。忌明けというのは、四十九日法要であり、それが終わってから二週間以内に行うようにします。四十九日法要までは様々な法要があり、また、家の片付けなど様々なことでバタバタと忙しいのが普通です。そのため、誰も急かすようなことはありません。しかしながら、あまりにも遅すぎてしまうと今度はマナー違反になってしまいます。
色んな地域に存在しており、亡くなった人が安心して天国に旅立てるように対応してくれるのが葬儀業者です。そんな葬儀業者なのですが色んな時間帯に対応してくれることが多く、365日24時間対応してくれるケースが増えています。残念ながら大切な人が亡くなってしまうのは、日中とは限らないです。夜の遅い時間帯に亡くなってしまうことがありますし、朝の早い時間帯に亡くなることも十分にあります。そのような状況が発生しても柔軟に対応できるように葬儀業者が待機しているので、時間帯を気にしないで連絡することが可能です。
訃報を受けたら、故人との関係性によって供花を贈るのが一般的です。供花はお悔みの気持ちを込めて送るお花で、斎場に供えられます。祭壇がたくさんのお花で飾られていれば故人も喜んでくれますし、家族を亡くして悲しんでいる遺族の心を癒すことも可能です。親交がある人の訃報を受けたときは、お悔みの気持ちを込めて供花を手配しましょう。葬儀の供花を手配したいときは、葬儀を執り行う葬儀業者に相談するのが一般的です。その理由は、葬儀を執り行っている葬儀業者なら、バランスを見ながら最適なお花を選んでくれるからです。
葬儀を執り行う際に喪主となったらまず行わなくてはならないのが、葬儀業者への連絡です。予め決めておいた場合にはそこに連絡すれば良いですが、決まっていない時には複数の業者に問い合わせて見積もりを取ったり相談して信頼できる先を選ばなくてはなりません。身近な人が亡くなったタイミングで探すとなれば冷静な判断は難しいので、早い段階で業者だけでも決めておくべきです。一般葬の場合には葬儀を執り行うことを連絡するのは喪主ではなく連絡係の仕事となりますが、家族葬など規模が小さいとなれば係をわざわざ決めることはなく、喪主が代表となって大半のこなすケースが多いです。
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