仏教形式の葬儀をやることになった場合、家族の中で誰かが喪主を行わなければいけない場合が多いです。夫だったり妻だったり、長子だったりする方がやることになるのですが、ほとんどのケースでは初めて任されるでしょう。もしかすると、何をやればよいか不安に感じてしまい、できればやりたくなかったと考えているかもしれません。しかし、喪主の役目はそれほど大変ではないので余計な心配をせずに葬儀を行うようにしましょう。葬儀の進行をしなければいけないと考えているかもしれませんが、それは葬儀会社が行うことなので一切やる必要はありません。
香典返しは一般的に遺族の気持ちがある程度落ち着いた喪明けにあたる四十九日を済ませてからです。お返しの品物には、のし紙をかけて、黒白または黄白の水引を結びきりにします。下段に喪主のフルネーム、または姓のみを書きます。上段には地域や宗教によって書き方が違います。例えば、関東の仏式、神式、キリスト教式では『志』と書くことが多く、関西の仏式では『満中陰志』と書かれることもあるようです。ちなみに、神式やキリスト教式などの宗教になると『偲草』と書くこともあるようです。
お葬式を考える時にまずどこで行うかというのが決めなければならないこととしてあります。葬儀業者とか葬祭業者といったようなところにお願いする場合は、そこの葬祭場などを借りるという形が可能です。葬祭場にも色々な種類があって、どんなタイプの葬祭場にするのかということで費用も変わることになりますし雰囲気もだいぶ違いが出てきます。葬祭場ということもあるでしょうが例えば寺社仏閣などで行うこともありますし、自宅という選択も可能です。
葬儀の供花は、故人を偲んでお供えするものであり、供花の手配を依頼する先としては、葬儀を取り仕切る葬儀社か花屋になります。その際には日時、故人の名前と喪主の名前、式場の住所や電話番号を伝えましょう。花屋からは、葬儀の供花のスタイルについて質問されるはずで、今は、スタンド型や床や畳に置くタイプ、花輪、しきみなどから選ぶことになっています。家族葬ならば自宅ですが、斎場や宗教、地域などでの葬儀の状況によって、相応しい供花を選ばなければなりません。
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