仏壇はご先祖様や亡くなった親族をお祀りするものとなります。寺院にあるものよりも小型で厨子と一体化しています。家の中に小さなお寺のような存在となるでしょう。亡くなった人と対話することで悲しみも癒され慈悲の心も育まれます。最近では家のスペースやデザインの都合により置かない人も増えています。そんな人に向けてもサイズが小さいものやモダンなデザインも用意されています。仏壇を変える場所は専門店だけではありません。
身内の方々が亡くなられて、葬儀を取り行った場合は、その後に忌中という紙を玄関に貼っておくというのが、今までの常識でした。基本的に汚れが伝染するといった考えがこの文化のもとで、遺族が死の汚れに染まってしまって、家にこもっていると言うことを伝えるための上です。もしこの紙を玄関に貼るのであれば、期間としては本来百か日忌とされています。ただ、最近は四十九日までとされているのでそこまで長い間貼っておく必要もないでしょう。
会社の社長や役員などが亡くなった場合、取引先なども数多く葬儀に参列することでしょう。そこで盛大に社葬を行うことが多くなっています。個人的に自宅で葬儀を行うよりも会社で執り行った方が効率的です。家族よりも社員が率先していろいろと準備をしてくれるので、親族にとっても安心できるはずです。また、合同葬といった形のものもあります。これは事故で多くの人が亡くなった時に行われ形式です。同じ事故で亡くなったため、みんなでまとまった方が盛大に行うことができます。
葬儀後これから行うなら、もちろん喪主の方、そして参列側の方々が挨拶をすることになります。きちんとそのタイミングを理解して、葬儀のあいさつは間違いのないものにしておきたいところです。基本的に遺族側は、参列してくれた人たちにお礼を言うのが先決だと言えるでしょう。気持ちの整理がついていない時は、感情的になってしまいがちですが、そこをだけは順番を間違えないようにしておきたいところです。忙しい時にせっかく来てくれているわけですから、ここを守るのが重要なマナーとなります。
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