まさみの知っておきたい葬儀のノウハウ

時代により変化を遂げる香典返しの内容

2021年06月10日
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香典返しというのは、時代によって変遷をしていることがわかります。一昔前までは、砂糖やみりんといった調味料が主流でした。手頃な価格でお返しとして負担にならないようなものと言うことで、砂糖や調味料が選ばれていました。

しかしながら、現代においては少し状況が異なってきています。砂糖や調味料が必ずしも歓迎されない状況が生まれ、そこで登場しているのが焼き菓子です。焼き菓子は今や冠婚葬祭の代表選手となっていて、広く用いられています。

それというのも、消費することができること、それに加えて、子供がいる家庭でも歓迎されるものなので、焼き菓子を香典返しに選ぶところが増えています。また、家族葬などが主流の昨今においては、それほど多くの香典のお返しを配る必要がなくなり、それならばということで美味しいお菓子屋さんの焼き菓子を香典のお返しに選ぶ家庭が増えています。

できるだけ喜ばれるものをと考えた結果が、焼き菓子に落ち着いたと言えます。また、タオルや洗剤と言った実用的なものも好まれるようになりました。その陰で、香典のお返しに砂糖を用いるケースは少なくなってきていると言えます。

このように、時代によって香典返しも変わってきています。