香典返しは後日改めて送るというケースが多く、近年では郵送がメジャーとなっています。しかし葬儀当日に香典返しを渡すパターンもあり、マナー違反というわけではありません。当日返をする流れとしては、受付で香典を頂いたときにその場ですぐにお返しするという形になります。
当日返しはもともと関東地方や東北地方で行われていた方法ですが、現在では全国で当日返しを行うことが増えています。当日返しにしておくことで、返しを渡しそびれたり忘れてしまうということにもなりません。手渡しすることにより、その場でお礼を伝えることができたり送料が不要となっているのも良い点ではないでしょうか。
当日返しの場合には、受け取った時に渡すことになるので準備していた金額と香典の金額が見合わないという可能性も出てきます。イメージしていたよりも高額を受け取ってしまった場合には、後日改めて追加で返しをする必要性も出てくるのでその点も頭に置いておく必要があります。
当然ですがいただいた金額より高額な返しになってしまうと、かえって失礼に当たってしまうので気をつけましょう。基本的には三分の一から半返しがマナーとなっているので、高額になりすぎないようにするべきです。
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