告別式やお通夜の際、喪主は故人に最も近い親族が担当します。親が亡くなったなら、長男長女が喪主をすることが多いです。夫が亡くなると妻が担います。しかしながら時には悲しみに打ちひしがれて役目を務めることができない場合もあります。
妻の落ち込みがひどい場合は、子供や兄弟が代理をするケースもあるでしょう。親族がまったくいない場合は、親友や生前に深い付き合いのあった人物が務めます。いずれにせよ、誰が担当するのかは遺族で相談して決めることが大切です。
葬儀の中での役割は、主に挨拶です。参列者に挨拶するのは勿論のこと、告別式の始まりと終わりに代表者として少し話をする機会が設けられます。その際は故人との思い出や参列者への感謝の気持ちを述べます。また焼香をするときには先頭でお参りすることになるので、マナーや礼儀作法を知っておきましょう。
何をすれば良いのか不安な人もいるはずです。しかしながら役目については、式場のスタッフが丁寧に教えてくれるので心配する必要はありません。葬儀の前には説明と打ち合わせもするので、そのときに分からない疑問は聞いておけば安心です。
喪主を担当するとなれば、身だしなみにも注意しましょう。男女共にブラックフォーマルスタイルで、落ち着いて葬儀に臨むことが大切です。
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