まさみの知っておきたい葬儀のノウハウ

宗教ごとに贈るのにベストな花はあるか

2020年10月05日
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葬儀の供花として知られているのは、宗教ごとに異なることを知っていましたか。宗教によっては送ると失礼になる花もある為、あらかじめ確認してから利用するといいでしょう。仏式や神式の場合は菊が最適な花とされており、特に白を送ることが望ましいといわれています。

白い花をメインとして他の色の花を飾る時にも、それほど派手にならないように気を配ることが相手への手向けになると考えている人が多いからです。花屋に依頼をする時にも供花であることを伝えることによって、白黒や黒のリボンのついた水引を賭けることが望ましいでしょう。

あまりにも華美にならないようにすることは大切ですが、相手への思いやりを考えた花を贈る事も重要です。亡くなった人への思いを込めた花を贈る事は大切ですので、もし亡くなった方が赤いバラの花を好きだった場合や、紫の胡蝶蘭を好きだったなど指定がある時にはその花を送ることは失礼には当たらないとされています。

キリスト教式の場合は百合やカーネーションなどを送る場合が多く、却って菊を贈る事はないです。名札を付けず自宅にバスケットに入れられて送ることが一般的とされています。花輪や造花は使わず、生花のみを使うことが基本とされている為、長持ちさせるために造花を送るといったことは避けましょう。