まさみの知っておきたい葬儀のノウハウ

香典返しをするならどんな品物を選ぶのか

2020年09月27日
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香典返しは一般的に遺族の気持ちがある程度落ち着いた喪明けにあたる四十九日を済ませてからです。お返しの品物には、のし紙をかけて、黒白または黄白の水引を結びきりにします。下段に喪主のフルネーム、または姓のみを書きます。

上段には地域や宗教によって書き方が違います。例えば、関東の仏式、神式、キリスト教式では『志』と書くことが多く、関西の仏式では『満中陰志』と書かれることもあるようです。ちなみに、神式やキリスト教式などの宗教になると『偲草』と書くこともあるようです。

また、気になる香典返しの金額は香典の半額から3分の1程度です。不祝儀の御礼になるものですから、縁起を担いで後に残らないものを選びましょう。お茶や石鹸などが一例です。もちろん、そうした専門のギフトショップにて選び、必要な数を注文します。

緑茶にもプリント加工ができたり、石鹸も故人が好きだった花の形などから選ぶこともできます。ちなみに、最近では香典返しをする代わりに社会福祉団体などに寄付する人も増えています。一般的な金額の品物と一緒に『一部を代えて寄付させていただきました』という一文を添えた礼状を送るようです。

もちろん、必ず礼状を添えることをしましょう。