まさみの知っておきたい葬儀のノウハウ

意外と気を遣っている人が少ない葬式の髪型のマナー

2019年08月18日
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葬式に参列する際の服装は喪服というのは一般的ですが、髪型にもある程度の決まりがあります。服装や作法に気をとられ、髪型まで配慮できない方は多いのではないでしょうか。特にさまざまなヘアスタイルをする機会のある女性は、マナー違反にならないように気を遣う必要があります。

前髪は、顔が隠れないようにするのがポイントです。焼香の際などに髪が落ちてこないよう、ヘアピンなどで留めましょう。目にかかるような長い前髪なら、思い切って切ってしまうのもいいかもしれません。葬式には清潔感のある髪型が求められるため、短く切るなりヘアピンで留めるなりできれいにまとめましょう。

ロングヘアの場合、うなじの高さで後ろに一つでまとめます。「耳より上は慶事、下は弔事」という言葉があり、耳より高い位置で結ぶとお祝い事を意味してしまいます。三つ編みや編み込みなどのおしゃれはせず、後ろですっきりとまとめるのがポイントです。

ばらけてしまいそうな場合はヘアアクセサリーを使ってまとめるのも可能ですが、華美なアクセサリーは避け、黒色で派手な装飾がないものを選びましょう。地毛が明るい場合や医療用のカツラを利用している場合を除き、髪の色は黒くします。明るい色に染めている人は、葬儀に参列する前にヘアカラースプレーなどで黒くしておきましょう。