一般的な場合は別ですが、著名な方が亡くなると葬儀・告別式は規模が大きくなってしまいます。幾ら故人が生前に意思を示していたとしても、周囲がそれを許さない実情があるからです。テレビや新聞においても、しばしば著名な方の葬儀・告別式が取り上げられています。
喪主は家族の誰かが引き受けますが、葬儀委員長を置く場合もあります。生前にお世話になった方が務めるのが定番ですし、お通夜や出棺の際の挨拶も兼ねることになります。大変な責任ですが、故人との関係を考えると引き受けざるを得ない状況になります。
近年はエンディングノートが知名度を上げていますが、要望や希望を書いておくと後悔が少なくなります。なるべく細かく書いておくと、家族の混乱も少なくて済むのではないでしょうか。私たちの生活は、平穏なようで一寸先は闇と言われています。終活が人気を集めていますが、自らの最期を真剣に考えておくことで、日々を大切に感じられるのではないでしょうか。葬儀社の会館に見学に行くのも良いですし、BGMを何となくイメージするのも結構です。死は決して悲しいだけのものではなく、生きていることに幸せを感じる瞬間でもあります。だからこそ、人生は尊く美しいのではないでしょうか。
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