葬儀を行う場合には大抵の故人には戒名というのがつけられまして、それを刻まれた位牌が後に仏壇に飾られることになります。けどそれを名付けるにはお金がたくさんかかります。これはお寺さん次第ですが、それだけで20万円から50万円くらいすることも珍しくありません。
基本的には文字数が増えるほどお金がかかることになります。現在の文字数は約9文字くらいが相場ともいわれています。ただし不幸にも若すぎて死んだ人とかなどでは文字数が3文字など短くなる場合もあります。その戒名には基本的にランク付けされていて、それが位号と呼ばれます。
その位号は信士または信女、居士または大姉、院信士または院信女、院居士または院大姉と分類されています。この位号は年齢が高くなるほど昇進して値段も高くなる傾向となります。ただしその値段は宗派によって変化しています。
この値段は基本的に値上がり傾向となっています。というのはこの業界の商売は基本的に不文律な世界の要素が多いこと、そして依頼をするご遺族たちが見栄を張るためにケチりづらいという背景があります。それのために徐々に文字数が増える結果を招いています。
なお戒名はお葬式の通夜前の枕経の儀式の段階で名づけられます。その際に白木位牌などに書かれますが、同時に住職さんからなぜその名前になったのかなどの理由を教えてもらえます。このときに差し支えがないのであれば、ICレコーダーなどの録音装置で録音しておくと、その述べられた理由を忘れないで済ませることができます。
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