まさみの知っておきたい葬儀のノウハウ

原則的な考え方と例外を知っておく

2018年03月16日
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一般的な一家の世帯主としては、両親と子供がいる家庭なら父親になるのでしょう。届け出などでも父親を世帯主として提出します。しかし事情があって母親を世帯主にすることもあります。原則的な考えの他に例外的な対応をするときもあるので知っておくと良いでしょう。

家族が亡くなったときには葬儀を行います。その時にそれを執り行うのは親族になりますが、その親族の代表になるのが喪主になります。葬儀で挨拶をしたりするなど一定の役割があります。では決め方はどうなっているかです。

原則として、故人の遺言を最優先するとされています。自筆遺言書があるなら早めに家庭裁判所に検認してもらい、内容を確認する必要があります。多くは遺言書がなかったり指定されていません。その時は家族から選びます。

古くから考えられているのは家督を継ぐ後継者が行うとの考えがあります。その家の跡継ぎである長男などが行うのが一般的とされています。長男が成人をしているなら、長男が行うことが多いようです。最近の考え方として、故人の配偶者がいるなら配偶者が行うケースもあります。

父親が亡くなって妻と子供が残るとき、子供ではなく妻が行います。原則とは異なりますが、一般的な慣習になりつつあります。なかなか決められないときは血縁順を参考にしましょう。長男が1番で、それ以降は次男以降の直系男子、長女、次女以降の直系女子などとなります。子供などがいないときは故人の両親が行うときもあります。両親がいなければ兄弟姉妹が行います。